GIGAMIX DM-SYSTEM2 第2章 拡張BASICリファレンス

漢字文字列の表示

DMシステム2が自信を持ってお届けする、漢字表示機能です。ドライバを変更することにより、さまざまなフォントでの表示が可能となります。

CALL KINIT (1)

[機能] 文字の装飾機能を設定します。
[書式] CALL KINIT([<設定>][,<影位置X>][,<影位置Y>][,<斜体table>][<色table>])}
[解説] <設定>は1バイトの整数で、以下のフラグを格納します。

bit0 縁取り(0:OFF 1:ON)(初期値:0)
bit1 影(0:OFF 1:ON)(初期値:0)
bit2 斜体(0:OFF 1:ON)(初期値:0)
bit3 縦書き(0:OFF 1:ON)(初期値:0)
bit4 文字詰め(0:OFF 1:ON)(初期値:0)
bit5 処理単位(0:文字単位 1:装飾単位)(初期値:0)
bit6 色変更(0:OFF 1:ON)(初期値:0)
bit7 インターレース(0:OFF 1:ON)(初期値:0)

<影位置X>、<影位置Y>は、影の位置を文字の左上からの移動量を1バイト(-128〜127)で設定します。(初期値:0)
<斜体table>は、1ライン毎に右への移動量(-128〜127)を文字サイズ(縁取り含む)のY幅分作成し、その先頭番地を設定します。省略するとシステム内蔵の斜体テーブルを利用します。
<色table>は、1ライン毎に文字色を文字サイズ(縁取り含む)のY幅分作成し、その先頭番地を設定します。省略するとシステム内蔵の色テーブルを利用します。(初期値:C000h)}

CALL KINIT (2)

[機能] 文字の装飾機能を初期化します。
[書式] CALL KINIT
[解説] KBOLD、KSIZEを含む、すべての装飾機能の設定を初期値に戻します。

CALL KBOLD

[機能] 文字の太さを設定します。
[書式] CALL KBOLD([<文字X>][,<文字Y>][,<縁X>][,<縁Y>][,<影X>][,<影Y>])
[解説] 各機能の設定は1バイトの整数で、以下の通りです。

<文字X> 文字フォントのX幅の太さ(1〜16)(初期値:1)
<文字Y> 文字フォントのY幅の太さ(1〜16)(初期値:1)
<縁X> 縁取りのX幅の太さ(1〜8)(初期値:1)
<縁Y> 縁取りのY幅の太さ(1〜8)(初期値:1)
<影X> 影文字のX幅の太さ(0〜32)(初期値:1)
<影Y> 影文字のY幅の太さ(0〜32)(初期値:1)

影の太さが“0”の場合、自動的に影の太さを決定します。

CALL KCOLOR

[機能] 文字の色を設定します。
[書式] CALL KCOLOR([<文字色>][,<背景色>][,<縁色>][,<影色>])
[解説] 各機能の設定は1バイトの整数で、以下の通りです。

<文字色> 漢字自体の色(初期値:15)
<背景色> 漢字の裏側に塗られる色(初期値:0)
<縁色> 縁取り機能で有効な縁取りの色(初期値:1)
<影色> 影機能で有効な影の色(初期値:14)


CALL KPRINT/K?

[機能] 文字を表示します。
[書式] CALL KPRINT(<文字列>[,<制限文字数>])[,<ロジカルオペレーション>]
[解説] <文字列>の漢字文字列を画面に表示します。
<制限文字数>は省略するとすべて表示します。
<ロジカルオペレーション>は省略すると“PSET”で表示します。

CALL KPUT

[機能] 文字を高速表示します。
[書式] CALL KPUT(<文字列>[,<制限文字数>])
[解説] <文字列>の漢字文字列を画面に高速表示します。ただし文字サイズのX方向は、6ないし8(全角時はこれの2倍)の近似値へ強制的に変換します。
<制限文字数>は省略するとすべて表示します。

CALL KSIZE

[機能] サイズ系装飾効果を設定します。
[書式] CALL KSIZE(<文字幅X>,<文字幅Y>[,<文字間>])
[解説] 各機能の設定は1バイトの整数で、以下の通りです。

<文字幅X> 半角文字のX方向サイズ(1〜32)(初期値:8)
<文字幅Y> 半角文字のY方向サイズ(1〜64)(初期値:16)
<文字間> 半角文字のX方向の空きドット(0〜15)(初期値:0)





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